2017年11月2日木曜日

『若い読者のための 第三のチンパンジー』(ジャレド・ダイアモンド)読みました。


その本を読んだこと自体を忘れて、
初めてだと思ってページをめくり、
半分以上目を通したたあとで
「あ、この本、前に読んだ」
って思い出す体験。

実はそんなこと、
軟弱な記憶力しかないぼくでも、
この前の『鉄道員(ぽっぽや)』が
初めてだったんです。

再読するときは、
内容を覚えていないのを自覚しながらも、
〈読んだ記録〉は頭の中にあって、
「よしもう一度読むぞ」と意識しています。

だから、再読のときは、
前に読んだのと同じ内容が
目の前の文章に出てきていいんです。
(というか、出てきて当たり前)

それを、
「ああ、そうだった。そうだった」と、
ときどき思い出したりするのも、
また楽しいから。

そして。再読でもなく、
読んだことを忘れているでもない本でも、
以前目にした内容が書かれているという
〈第3のデジャビュ〉があります。

例えば、
同じ著者が以前書いていたネタを
使い回している場合など。

で、この『第三のチンパンジー』。

ジャレド・ダイアモンドさんの著作は、
『銃・病原菌・鉄』『文明崩壊』
『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』
なんかがとても面白かったです。

それらを短くまとめてひっくるめて
1つにしたのが、この本でした。
なのでぼくには第3のデジャビュでした。





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