2017年10月26日木曜日

『鉄道員(ぽっぽや)』(浅田次郎)読みました。


歳をとると記憶力は衰えるものですが、
ぼくの場合は歳には関係なく
もともと通常のレベルより低いみたいです。

飲み会なんかで、久しぶりに会った人に
「今、何やってんの?」と聞いて、
その答えに
「ああ、あの会社にいるんだ。すごいじゃん」
と褒め立てたその30分後にまた
「そう言えば、今はどこ勤めてんの?」
なんて真顔で聞いたりする。

そういう困った症状の出るのが、
歳をとってからなら
まだ救われる気もしますが、
ぼくはそれを20代、30代の頃からやってました。

みんなに馬鹿にされてました。

中には
「また、そのギャグかよ。つまらんから止めな」
と、ぼくの持ちネタだと思っていたヤツもいます。

ただ、この飲み会会話の例は、
記憶力というより、
聞いてないというのが正解な気がします。

聞いたのに聞いてない、
耳に入れただけで気に止めてない。
だから頭の中になくて、再度聞いちゃう。
あ、やっぱ、記憶力の問題か。

で、この『鉄道員(ぽっぽや)』。

浅田次郎さんの作品がいいと気づいて、
未読の代表作は
近いうちに読まないといけないぞと思い、
手にしたのがこの本。
いくつかのお話が詰め込まれた短編集です。

これを3分の2ほど読み終えたときでした。
「あ、この本読んだことある」
と思い出したんです。
ぼくの記憶力なんとかしてほしいです。




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