2017年10月19日木曜日

『サブマリン』(伊坂幸太郎)読みました。


タイトルでウソをついているというか、
盛りすぎだろうというか、
読んでみたらまったく
答えになってないじゃんというか、
……そういう本って、
あっちゃいけないんだろうけど、
ありますね。
具体的な題名は出しませんけど。

そういえば、
傍若無人でルール無用みたいに見える
作家の平山夢明さんでさえ、
うそ的なタイトルについて否定してました。

実話怪談シリーズみたいな本を
書いている平山さんが、
そのシリーズの中では
「自分で話をつくっちゃダメだ」と、
どっかで言ってたんです。

つくってしまったら「実話」じゃないし、
それやったら、詐欺だって。

あ、タイトルとは違うけど、
表紙のデザインも、結構、
内容とかけ離れているものがたくさんある。
とはいえ、
どんなにデザインが雰囲気に合わなくても、
それが嘘つき範疇もしくは詐欺分類に
入ることはないだろうけど。

内容は軽やかで微笑ましく読めるのに、
何やら重々しい表紙がついていたりとか…。
そんな本は逆に損しているなって思ったりします。

で、この『サブマリン』。

このタイトルどっからつけたのか、
貧弱脳のぼくにはわかりませんでした。
でも、表紙のデザインは、
他の伊坂作品に比べぴったりだとと思いました。
なんやかんや言っても面白いです。





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