2017年7月6日木曜日

『サラバ!(上)』(西加奈子)読みました。

本の値段の約1割が印税として
作家さんに支払われるのは
ご存じの通りです。

なので、同じ1冊が売れるのなら、
小さくて値段の安い文庫本よりも、
厚紙の表紙を使った
高価な単行本のほうが
作者の実入りは大きくなる。

そう考えると、
お気に入りの作家さんなら、
応援する意味を込めて
単行本を買ってあげたいと
考えたりします。

でもね。
文庫本は持ち運びに
ちょどいいサイズだし、
軽いから手も疲れない。

それに、大抵の文庫本には
解説とかの付録がついてるんです。
なぜか知らないけど、
単行本は小説とかの場合は
そんな付録はなしに、
本体だけのことが多い。

比べると値段が安いのに、
オマケもついてるってなると、
賢い消費者としては、
文庫本を選んじゃいますよね。

さて、そこで。このオマケ。

ついていたほうがいいのか、
ホントのところは不要なのか。

そりゃまあ、
作品が出来上がる背景とか、
作家の人間性だとか、
物語だけじゃわからない情報が
入手できるんだから、
いいに決まってる……のかな。

で、この『サラバ!(上)』。

まだ文庫本は出ていないようなので、
単行本で読んでます。
(下巻に入ったトコです)

今のところ、
たぶん「なし」が正解だと感じています。
物語の本体だけで、
ほかの情報は要らないです、これ。





**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら
**********************