2017年6月12日月曜日

『ジャイロスコープ』(伊坂幸太郎)読みました。


ついこの前、
村上春樹さんの何年ぶりかの
新作長編が発売されました。
『騎士団長殺し』。

発売前は、
物語の内容はもちろん、
表紙の絵柄も発表されず、
ファンのやきもき感をあおる
プロモーション方法が
話題になりました。

あちこちの
ニュース番組でも取り上げられて、
ぼくもちらっと目にしています。

ぼくの見た番組では、
ちょっとした特集を組んでいて、
発売前夜に
ファンがどこかのお店に集まって、
どんなストーリーなのか
予想し合う人たちの様子を
映していました。

その中で、
唯一発表されている
題名だけをたよりに、
自分なりの表紙デザインをつくって
印刷してきた強者もいました。

あとから考えると、
そのツワモノがこさえてきた絵柄は、
今、実際に発売されているモノと
かなり似ていて、
「やっぱ、そうなるんだな…」
と感心したもんです。

内容を表すというよりは、
作品のイメージを
表現しているような感じですかね。

で、この『ジャイロスコープ』。

伊坂さんの作品は
文庫で読むのがほとんどで、
これも文庫。

もしかしたら単行本は
違うかもしれないけど、
ぼくの手にしてる表紙の絵柄は
どこかしら寂しげな雰囲気がある。

ぼくが感じてるは、
もっと楽しげなあったかい笑いが
こぼれる感じなんだけど。
ちゃうのかな……。





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