2017年6月2日金曜日

『書く人はここで躓く!」(宮原昭夫)読みました。

スポーツ観戦で
熱狂している人を見ると、
うらやましいなと思います。

ぼくは、
そんなに夢中になれないんです。

自分がやるのはいいけど、
他の人がやっていることに、
それほど入り込めない。

ほんで、
「自分でやるのはいい、
 他人がやることは楽しめない」
という性格が徹底しているとしたら、
違うとこにも弊害が出る気がします。

他の人が書いた小説とかも、
楽しめないんじゃないかって。

したら、
こんな感想文もどきの遊びも
できなくなるんじゃないかって。

ところがぎっちょんちょん。

なぜか知らねど、
そうはならないんですね。

逆に自分が小説とかをつくってみようと、
つれづれに試したりすると、
他の人の作品が、
自分でやろうなんて思わなかったときに比べ、
がぜん面白く感じる。

「やーさすがだな」なんてため息が、
十倍も出てきたりする。
なんででしょうね。

で、この『書く人はここで躓く』。

小説を読むだけの人
(自分では書かない人)でも、
この本を読むと、
〈疑似書く体験〉ができるような
気がします。
なので、普段の読書が
もっと面白くなるような気がします。




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