2017年4月21日金曜日

『量子力学で生命の謎を解く』(ジム・アル=カリーリほか)読みました。


全体的な傾向としては
ほぼ正しいとを言えるけど、
個々の状態をきちんと示せはしない。

だから、ぼく自身について、
「タバコを吸っているから不健康だ」
みたいな断言もできない。

えーと、
いきなり何の話かわからない
文章からはじめてしまい、すみません。

いわゆる〈統計〉についてです。

それって不思議だなって思うんです。
だって、ぼくが何歳で死ぬかは、
誰にもわからないことになってますよね、
普通の世の中では。

だけど、
日本人全体とか地球にいる人類全体だとか、
いっぱいの数を対象にしたとき、
何割の人が何歳まで生きるかは、
ほとんど間違いなく答えられる。

日本人だったら、
今の平均寿命が80歳だとして、
全体の半分はその歳まで生きられるとかです。
(ちゃんとした統計の数字ではありません。
 ちゃんとした数字をお求めでしたら、
 各自おググりください)

さっき、
タバコの話が出たからついでにいうと、
パッケージの裏側に
「肺がんにより死亡する危険性が
 約2倍から4倍高くなります」
って書いてあります。

でも、そうはならずに長生きする人も、
数は少ないかもしれないけど、
いるにはいる。

んで、ぼくがその少数派になるか、
危険もろ受けの多数派になるかは、
誰もわからない。

でもでも、
喫煙者全体の傾向としては
危険が増すことは確か。
全体では確かだけど、個々では不確か。
不思議です。

で、この『量子力学で生命の謎を解く』。

面白かった!
面白くて何を書いていいかわからず、
浅学をさらけ出すような
「統計の不思議」なんて、
この本とはまったく関係のない話題で
埋めちゃいました。すんません。




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