2017年4月10日月曜日

『バイバイ、ブラックバード』(伊坂幸太郎)読みました。


最近、
あとがきや解説といった付録部分は、
本編よりも先に
読むようになってきました。

本編を読み終えたときに、
1冊の本の中で
目を通していない部分が
残っていると、
なんだかムズムズだからです。

本編の最終ページをめくって
「うん!オモロイ!」
なんて思ったら、

そのタイミングで1冊分の体験は、
終わってほしい。

そのためには、
本編に入る前に、
付録を先にやっつけておき、
「本編読了=1冊読了」に
なるようにするんです。

でも、
そこにはやっかいな問題があります。

解説やあとがきには、ときどき、
いわゆる〈ネタバレ〉がある。

親切な本だと、
「先に読まないように」などと
注意書きもあったりします。

結末などを先に知ってしまったら、
面白味が損なわれちゃう……。

では、
ムズムズ解消とネタバレ回避の
どちらをとればいいのか。

その悩ましい問題、
ぼくの場合、
自然に解決できちゃいました。

忘れるんです。

いや、忘れる努力なんて不要です。
そのままにしておけば、覚えてない。
いやぁ、ひ弱な記憶力でよかった。

で、この『バイバイ、ブラックバード』。

普通の人はたぶん、
付録部分はあとから読んだほうがいいと思います。
面白いだけに。




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