2016年8月8日月曜日

『人間臨終図巻(下)』(山田風太郎)読みました。

たしかこのブログの先月のどこかで、
江戸時代の俳句の人・小林一茶さんの
ことを書きました。

50代の半ばにして
毎日3回もこなせる絶倫の人だと紹介し、

ぼくにはとっても真似できない
みたいなことをいいました。

でも、
その小林さんより数十年前に生きた人で、
「そんな絶倫はダメ」と
となえていた偉人がいたんです。

貝原益軒さん。

日本史で習ったような気がするんですが、
授業中は常に睡眠時間だったぼくは、
今回初めて知りました。

貝原さんは
「年20者は4日に一たびもらす。
 30者は8日に一たびもらす。
 40者は16日に一もらす。
 50者は20日に一もらす。
 60者は精をとじてもらさず」
と言っていたそうです。
それが健康に長生きする秘訣だって感じで。

だから小林一茶さんやぼくの年齢では
20日に1度がよろしいってことになるようで。

で、この『人間臨終図巻(下)』。

その貝原さんほかたくさんの人の
死に様が書いてありました。
下ネタ系のお話が
随所に盛り込まれているところが好きです。


これで、山田風太郎ベストコレション読了。






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