2016年8月17日水曜日

『1973年のピンボール]』(村上春樹)読みました。


このネタで
前にも書いたような気がするけど、
まあ、いいか。

子どもの頃はシイタケが苦手で
食べられませんでした。

いや、子ども時代だけじゃなく、
だいぶデカくなってからも、
まぜご飯なんかにシイタケが入っていると、
それだよけて残してた。

それが、いつの頃からか、
気にせず食べられるようになり、
今や、
天ぷらの盛り合わせなどに入っていると
嬉しくなっちゃうほどに。

年齢とともに味覚が
変化してきたんでしょうね。

変化というより、鈍化かな。

子どものころはシイタケだけじゃなく、
ほかにも嫌いなものがあって、

「何でも食べなきゃダメ」
って怒られていた気がするんだけど、

今はたいていのモノは食べられるし、
(辛いものは汗が出るので、
 好んで手をつけようとは思いませんが、
 食べられないわけじゃありません)

こういう年齢による
感覚の変化または鈍化って、
味覚だけじゃく、
本の好みにもある気がします。

で、この『1973年のピンボール』。

たしか20歳前後で読んで、
ほかの村上作品と一緒に
夢中になって貪っていました。

今回はその再読。

でも今、
この作品を初めて読んだのだとしたら、
ほかの作品に
次から次へと手を出すまでには
いかなかったような。
……やっぱ、鈍化かな。






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