2016年7月19日火曜日

『かめくん』(北野勇作)読みました。

高校生の時、
アルバイト先のコンビニで、
チョコミントのアイスクリームを
初めて食べた──って話を、
何回か前に書きました。

今まで食べたことのない
ヘンテコな味なのに、
とっても美味しい。

新味、新鮮、人生初、意外、びっくり
……でした。

今でこそ
「そんなに驚くほどじゃないでしょ。
 ありふれた味じゃん」
と言われるかもしれませんが、
当時のぼくにとっては、
舌がひっくり返るくらいの
躍動感な味だったんです。

食べ物じゃなく音楽で、
それと同じような
「これ、初めてだァー!!」的衝撃を
感じたのはサザンオールスターズです。

中学か高校のときにテレビから
『勝手にシンドバッド』が流れてきて、
「こんな滅茶苦茶な歌、
 聴いたことない! すごーくイイ!」って。

映画だと
『ストリート・オブ・ファイヤー』の
場面が変わるときの
ビューンって感じのワイプですね。

今ではあちこちで使われてるけど、
初めてみたときは、
うわうわうわっ、うわ〜!
って何回言ったことか。

で、この『かめくん』。

調べてみたら、
初めて出版されたのは
15年くらい前でした。

でも、ぼくには、
サザンやビューンワイプと
同じくらい新鮮でした。

北野勇作さんか……何冊か続けて読も。







**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら
**********************