2016年7月4日月曜日

『キャッチ=22(上)』(ジョーゼフ・ヘラー)読みました。


バドミントンの
ダブルスの試合の途中……。

「オレが後ろ側から
 スマッシュ打ったんだから、
 お前はどうすんだよ!」

「前衛の位置に動く」

「今、動いてなかっただろ!
 だからふらふら上がった
 チャンスボールを叩けなくて
 ミスったじゃんか。
 動いてないだろ!」

「なんで?」

「なんでって何だよ!
 なんで前に行かない!」

「いつ?」

「いつじゃねぇよ!
 オレが後ろ側から
 スマッシュ打ったんだから、
 お前はどうすんだよ!」

「攻撃のポジション体勢なるから、
 前衛の位置に動く」

「わかってんなら、動けよ!」

「どこで?」

「はっ? ここだろ! ここ!
 オレが後ろ側から
 スマッシュ打ったんだから」

「なら、ネット近くの前衛になって、
 ふらふら上がってきた球を叩く」

「そうだよ、それやれよ!」

「いつ?」

…なんて会話をしていると、
 試合には絶対勝てません。

以上、この『キャッチ=22(上)』に
出ていたセリフのやり取りを真似て、
バドミントンバージョンにしてみました。

下巻も楽しい会話出てくるかな……。





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