2016年6月22日水曜日

『深泥丘奇談・続』(綾辻行人)読みました。


パソコンのマウスは
気分によって変えたりするんですが、

今は、
セットでついてきたマジックマウス
(ぼくはマジッ君と命名しました)
ってやつをそのまま使用しています。

普通マウスといえば、
画面をスクロールするための
グリグリするボタンや
左右のクリックボタンなどが
ついています。

が、このマジッ君には何もなし。
表面はつるつるののっぺらぼうです。

クリックは何となく左前方を押し、
右クリックも
何となく右前方を押すことで
機能してくれます。

んで、
便利ながらもやっかいなのが
スクロール操作。

マジッ君の背中をスリスリとなぞる。

画面を上下に動かすためには
上下にスリスリ。

それだけじゃなく
左右方向にも動かせて、
360度スリスリできます。

さらに、
たぶん加速度センサーって機能が
あるからだと思うんですが、

そのスリスリの速度を速くすると、
動く距離が大きくなる。

シュッとなぞるとダダーッと動く、
ソロリとなぞるとチョロッと動く。

スマホの操作みたいな感じです。

なかなかの優れものなんですが、
ところがどっこい、
これがやっかいでもあるんですね。

感度が良すぎて
チラッと触れただけで、
画面が予期せぬ方向に動いちゃう。

マジッ君の定位置は
キーボードの右側で、
乱れ打ち的なタイピングをしていると、
小指あたりがマジッ君の背中をかすめる。

と、
気分良く書いていた原稿はどこへやら、
まだ入力してない
真っ白ページに瞬間移動しちゃうんです。

画面をスクロールするときも
気を抜くと指の移動が速すぎて
目的の場所から
とんでもなく離れたトコに行っちゃうし。

「これぞ、しっくり!」
とまでは言えないんだよなぁ。
もちょいなんだけど。

で、この『深泥丘奇談・続』。

マジッ君の使い勝手みたいな読後感でした。





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