2016年6月10日金曜日

『オービタル・クラウド(下)』(藤井太洋)読みました。



前にも同じような状況があって、
ここにもそのドタバタの様子を
書いたような気がします。

今回もその再来です。

ドキドキワクワク、もしくは、
じんわりしくしくで、
その物語にどっぷりはまった読書中。

盛り上がり最高潮の場面で

「ピンポーン」 宅配便です。

やるかやられるか
「えっ、どうやって切り抜けるの!?
 こんなの助かるわけないじゃん!!」

頭の中は、
その場面が目一杯広がっているのに、

にこにこ顔のお兄さんが
「サインかハンコお願いします」
って伝票を渡してくる。

少し興奮気味の手でサインして、
荷物はそのまま放り投げ、
開いていた本に急いで戻る。

「おっと、そう来たか!」
と次の展開にニヤッとしたら、

「プルルル、プルルル……」
電話です。

こんなときに限って
とても面倒くさい話。

半時くらい神妙に相づちを打って、

「まあいいや、あとで!」
と本に戻ると、

またまた「ピンポーン」。
アポなしの来客です……

って感じに、
いい本読んでいるときには、
かなりの確率で
「邪魔ぁーズ」さんたちが
顔を出します。

で、この『オービタル・クラウド(下)』。

やっぱり、
邪魔ぁーズさんたち
怒濤のごとく押し寄せました。

でも大丈夫、この本は再読。
一度は身体の中に
感動をため込んでましたから。


オービタル・クラウド 下 (ハヤカワ文庫JA)
藤井太洋
早川書房
売り上げランキング: 64,967



**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら
**********************