2016年5月25日水曜日

『グレイヴディッガー』(高野和明)読みました。



この前、新聞を開いたら、
何となく見覚えのある名前が
目にとまりました。

子どもでも知っているような
大きな会社の
「社長インタビュー」的な記事です。

その社長の個人名、聞いたことある。

いやいや、
自分の仕事関連で知っているとか、
テレビや新聞なんかのマスコミを
通じて聞きかじったわけじゃない。

というか、
最近耳にしたんじゃなく、
昔から知っているような…。

と思って記憶をたどってみたら、
小学校のときのクラスメートでした。

「そうそう、アイツあいつ!」

ふーん、たしかにアイツなら、
子どもの頃から大人っぽくて、
リーダーの雰囲気みたいなものを
感じさせていたわ。

そうか、はやり、
それなりの場所に行ける人は、
小さい頃からそれなりのものを
持っていないとダメなんだな。

と思いきや!
よくよく考えてみると、
ぼくの人生を通り過ぎていった
「何にも持っていなさそうな人」でも、
人がうらやむ「それなりの場所」に
たどり着いているケースは結構ある。
あるある!

そんな人はぼくが
「何も持ってなさそう」と感じたあとに、
何かを持つための努力を、
ドカンとしたんでしょうね。

あーあ、
ぼくは「それなりの場所」にいけるのかな。
もしかしたらここ? ちゃうな。

で、この『グレイヴディッガー』。

これを最初に読んでいたら
不動の5つ星『ジェノサイド』は
読んでなかったと思います。

刊行時期はジェノより前。
そのあと、
ドカンと努力したんでしょうね。



グレイヴディッガー (角川文庫)
高野 和明
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