2016年2月24日水曜日

『ママがやった』(井上荒野)読みました。


免許を取ったばかりの
10代後半から20代を通して、
ぼくは原付バイクに乗っていました。

乗り継いだのは合計3台。

「ユーディーミニ」
「ハスラー」
「スーパーカブ」 です。

最初のラッタッタ、
じゃなかったユーディーミニは、
当時流行ったおばちゃん仕様の原チャリ。

ハスラーは、クラッチのついた
スポーツタイプのオフロード型。

スーパーカブは、
そば屋さんの配達によく使われるあれ、
まさにあの形です。

運転するときの一番の違いは、
ギアですかね。

オバ原チャリは、
右手のスロットルを回すだけの
クルマで言えばオートマ車。
何の技術も要りません。

オフロードは、
スロットルを戻して
クラッチを切りギア替え
って操作が必要で、
下手だと時々エンストする。

その中間がスーパーカブで、
クラッチはないけど
ギア替えは自分でする方式。
ギアチェンジのときは、
一応スロットルを戻します。

ぼくは、
このスパカブの中途半端さというか、
どっちつかず感というか、
が、とっても好きでした。
 
で、この『ママがやった』。

今いった3台のうち
どれかにたとえるとするなら、
カブですぇ、この本は。


ママがやった
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井上 荒野
文藝春秋
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