2016年2月19日金曜日

『宮本武蔵(五)』(吉川英治)読みました。

これまで見たり聞いたり
読んだりしてきたことが正しければ、

そして、それを理解するぼくの脳みそが
間違っていなければ、

この世の中にあるモノは、
全く同じ小さな粒から
できているらしいですね。

電子とか陽子とか中性子とか。

そんな小さな粒の
組み合わせパターンの違いが
モノの違いになってる。

確か「原子番号」ってのが
組み合わさった電子なんかが
何個あるのかを表す
って聞いた気がします。

そのあやふやな記憶を頼りに、
今ネットで原子の表を見てみると、

粒が1個だと
爆弾の名前についてる「水素」になり、

2個だと
声が高くなっちゃう「ヘリウム」、

13個だと
空き缶を集めてつぶしてリヤカーにのせ
運んでいる人もいる「アルミニウム」、

20個だと
不足すると骨粗鬆に
なっちゃう「カルシウム」、

26個で「鉄」で、
とんで
118個なら何だかわからない
「ウンウンオクチウム」とかいうやつ。

もとをたどれば同じなのに、
組み合わせが違うだけで、
ありゃりゃってくらい千差万別な
いろんなモノとか、モノとか、モノとかが、
できてくる。

ああ、組み合わせって大切ぅ。

で、この『宮本武蔵(五)』。

面白いって感じる理由は、
武蔵だけじゃなく、
いろんなキャラのあれこれを
組み合わせてるからなんだと、
勝手に解釈しました。



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