2016年2月8日月曜日

『宮本武蔵(4)』(吉川英治)読みました。


今読んでいる
『悪霊の島』(スティーブン・キング)
という文庫本は、

文章に改行が少なく、
文字も小さくて
行間も詰まっているので、
本を開いたとき、

「わーっ!文字だぁー!!」
って感じに圧倒されます。

試しに測ってみると、
文字の大きさは、
12Q(約8ポイント)でした。

1行が42文字で1ページの行数が19行。

ってことは、
改行なしでだだーっと文字を並べたら、
42×19で798文字分が
1ページの中に入ることになります。

400字詰原稿用紙約2枚分。

で、この『宮本武蔵(四)』は、
それと比べたらまるでスカスカ。
(もちろん四巻だけじゃなくほかの巻も同じ)

改行も多くて、
短いセリフが続くところなどは、
ページの下半分が
まるまる余白みたいになってます。

『悪霊の島』と同じように
測ってみたら、
文字の大きさは14Q(約10ポイント)、
1行は35文字で
1ページの行数は15行でした。

これも改行なしに文字を
敷き詰めると35×15で525文字。
400字詰原稿用紙で
1枚ちょっとです。

悪霊と比べると
1ページにつき原稿用紙約1枚分、
文字が少ない計算になります。
(ちなみに、
 悪霊も武蔵も同じ文庫サイズの本)

ということで、この武蔵は、
ページをめくる速度が非常に速く、
ぐいぐい読み進められちゃいます。


宮本武蔵〈4〉 (新潮文庫)
吉川 英治
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