2016年1月5日火曜日

『鬼平犯科帳(18)』(池波正太郎)読みました。


ふと気がつきました。
ぼくは食事の場面をほとんど
書いたことがないんじゃないかって。

仕事でやった新聞や雑誌の記事とか、
インタビューをもとにしたビジネス書とか
監修者つきの実用書とか、
さらには電子書籍で出した短編物語とか、

今まで書いてきたものを
ざっと思い出してみたんですが、
これってものが頭に浮かんでこないんです。

食べるって、毎日欠かさずやることだから、
もうちょっと取り上げてもいいよなぁ。

もともとグルメ志向では
ないからなんでしょうが、
それにしても、
何も浮かんでこないって、
少し情けなくなってきました。

飲食店なんかの紹介記事も
やったことはありますが、
店の雰囲気とか、
メニューの内容などを記すだけで、
食事しているその場の状況は、
描写していない。

これからは、意識して
食べる場面を書くようにしよっと。

だって、この『鬼平犯科帳18』。

美味しそうなんですもの。
特に、
どんぶりの中にとぐろを
巻くように入っている「一本うどん」。
親指くらいの太さのうどんを、
箸で適当な長さに切って、
汁につけて食べたい!



鬼平犯科帳〈18〉 (文春文庫)
池波 正太郎
文藝春秋
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