2015年12月18日金曜日

『鬼平犯科帳(17)特別長篇 鬼火』(池波正太郎)読みました。

毎度お馴染みのランニング通勤ネタです。
約6キロ、約40分のヘロヘロ走りを続けて、
もうじき丸5年になります。

(以前は概略「5キロで30分」と
 言っていたのですが、
 最近ランニングアプリを使い始め、
 細かな数字が計測できるようになったので、
 その表示により近い数値にしました)

このとき、
何よりもありがたいのが信号待ちです。

5年もやっているのに、
休みなしで走り続ける体力は、
まだ身につかないようで、

赤信号の前で足踏みしながら
息を整えるインターバルなくしては、
ゴールまでたどり着けないんです。

とはいえ、
信号さんは気まぐれで、
これまで数回、
すべてが青信号だったこともあります。

こりゃもう、ぶっ続け走り。

そのときは、
歩いたほうが速いくらいのスピードで、
「ヘロヘロ×ぐじゃぐじゃの二乗」的な
姿をさらしながら、
倒れ込むように終点へなだれ込みました。

はやり、
何事においても緩急ってのは必要なんです。

だだーっと走るときもあれば、
足踏みして休むときもあり、
ゆるゆると流したかと思えば、
またスピードアップ。

そんなリズミカルなパターンが、
なくちゃいけないようです。ぼくにはね。
なんか、言い訳みたいだけど。

で、この『鬼平犯科帳17』。

1巻から通しで読んできて2作目の長編。
ストーリーが、だだーっと流れるときと、
コミカルな余談なんかで小休止するとき、
その配置具合が絶妙でした。
足踏み大好き。



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