2015年12月2日水曜日

『鬼平犯科帳〈14〉』(池波正太郎)読みました。

映画学校にいた時代から
卒業後数年くらいは、
映画館で年間200本ほど観てました。

それがいつの間にか
熱がさめてきちゃって、
今は映画館も年1回行けばいいほうだし、
DVDでの観賞だって
月1本くらいになっちゃってます。

学校時代の友だちに怒られそう……。
その分、本に移行しちゃったって感じかな。
フットワークが重くなる老化現象でしょうか。

その年間200本観ていたころは、
年を400日としても2日に1本なわけだから、
映画がもう生活の一部になっていたんです。

そんな時期に、
なんかの都合で1週間も観られなくなると、
やたらとウズウズしてきて、
居ても立ってもいられなくなり、
ときどき「ウギャーっ!」って
叫んじゃったりします。

映画切れの禁断症状。
ちょっとがんばって2、3日禁煙したときと
同じような焦燥感でした。

で、この『鬼平犯科帳(14)』。

ほかの積ん読本がたまっていて、
それらを読みこなすのに時間をくってしまい、
なかなか手がつけられなかったんです、この鬼平本。
いやいや、やっと読めました。
映画を観られなかったときの禁断症状と同じ状態でした。



鬼平犯科帳〈14〉 (文春文庫)
池波 正太郎
文藝春秋
売り上げランキング: 146,552




**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら
**********************