いつでもどんなときでも、
すぐにパパッと集中できるように
ならないモンかなと常々思っています。
楽しいお誘いのメールが来ても、
脇目もふらずに仕事を片づけ、
そのあとでじっくり「OK行くよ♪」
とかの返事を書くようにしたりとか。
整理整頓しなきゃと気になったら、
そんとき閲覧している桃色サイトを
さっさと閉じるとか。
電車に乗って本を開いたとき、
車内アナウンスなんか耳に入らないうちに、
隣に座っている兄ちゃんのイヤホンから洩れる
シャカシャカ音など気にならないうちに、
物語の中にどっぷり浸かれないかな、とか。
やっぱぼくは集中力が
人並み以下なんだろうな……。
でも!
そんなぼくでも、
あっと言う間に時間も忘れ、
降りる駅も乗り越しちゃうような
集中姿勢をとれるときがあります。
それは心底面白い本を読んだとき。
心底じゃないとダメです。
ないんですよね、そういう本。なかなか。
で、この『群狼の舞:満州国演義三』。
残念ながら、心底まではいかなかったです。
がんばって自分を奮い立たせて集中させながら、
ごりごり読み進めました。
このシリーズ、続きがあって、
まだ文庫が刊行されてないみたいなんですが、
続きもごりごり進めるべきかどうか、
迷っているところです。どうしよかな。
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら。
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