2015年11月18日水曜日

『夜よりほかに聴くものもなし』(山田風太郎)読みました。

仕事で行ったオフィスビルだったか、
デパートの買い物のときだったか、
どこだか忘れちゃったんですが、

とにかく、
出先でトイレに入ったときのことです。
大きいほうの用を足す個室。

入ってドアをしめて洋式の便器に向かうと、
フタが閉まってました。

掃除したてというワケでも
なさそうだったので、
きっと前に入った人が
律儀に閉じていってくれたのでしょう。

ウォシュレットとかついていて
便座を暖めるみたいなヤツだったので、

「フタを閉めれば省エネになる」
なんて思ったのかもしれません。

「感心、感心っ」とか思いながら、
フタを開けると。

……ありゃ! なさったママじゃん!
いやいや、流そうよ。律儀なんだから。

トイレットペーパーの
ゆったりと波打つ隙間から、
きれいな棒状のヤツがゆらゆらしてました。

「やれやれ」
と村上春樹さんの小説に出てくるような
セリフをつぶやきながら、
レバーを引いて水を流し、腰を下ろしました。

そのとき目にとまったのが、
右側についていたトイレットペーパーでした。

それがなんと、
取りやすいように三角形に折ってあったんです。

えっ!? 前の人、ホントに律儀なんじゃん。
これで流してさえあったらなぁ……。

で、この『夜のほかに聴くものなし』。

あ、いかん!
ぜんぜん関係無いこと書いちゃった。
ま、いいか。



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