2015年10月26日月曜日

『鬼平犯科帳〈12』(池波正太郎)読みました。

「猿も木から落ちる」と
「かっぱの川流れ」
って同じ意味だよな、
あっ「弘法も筆の誤り」もそうか

……なんてことをふと思って、
パソコンで類義ことわざを調べてみたら、
あるわあるわ。

以下コピペします。

過ちは好む所にあり/得手に鼻突く/
泳ぎ上手は川で死ぬ/川立ちは川で果てる/
麒麟の躓き/孔子の倒れ/巧者の手から水が漏る/
弘法にも筆の誤り/権者にも失念/才子才に倒れる/
策士策に溺れる/猿も木から落ちる/
釈迦にも経の読み違い/上手の猿が手を焼く/
上手の手から水が漏る/千里の馬も蹴躓く/
千慮の一失/知者の一失/知者も千慮に一失あり/
長所は短所/天狗の飛び損ない/念者の不念/
水の達者が水で死ぬ/百足のあだ転び/
文殊も知恵のこぼれ/山師山で果てる/
山立ちは山で果てる/
善く泳ぐ者は溺れ、善く騎る者は堕つ/
竜馬の躓き

……どんなに偉い人でも、
間違ったり、クオリティが少し落ちちゃったり
なんてことは、よくあること。
そんなの当たり前じゃん、
ほらほらほらーっ! と言われてる感じです。

で、この『鬼平犯科帳(12)』。

ちょっとキレが
鈍くなってるように感じました。
12巻目ですからね。

ぼくが少し慣れすぎちゃったってのも
あるかもしれません。
でもきっと13巻目は復活するでしょう。
さ、つぎ読も。



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