2015年9月11日金曜日

『眠狂四郎無頼控(二)』(柴田錬三郎)読みました。

仕事に差し障りがりあるかもしれないけど、
まあいいでしょ、言っちゃいます。

どこかで目にしたことは
あったのかもしれないけれど、
「実はぼく、この言葉、
 意味を理解していませんでした」選集!
(といっても、ありすぎるので2つだけ)

●天稟……読みは「てんぴん」。

ルビが振ってあったのに「ぴ」を「び」と間違え、
いくらローマ字入力しても変換されず、
「何だよこの入力ソフト、へぼだな」
とぼやいたけど、自分がへっぽこなだけでした。

辞書には
「天から授かった資質。
 生まれつき備わっているすぐれた才能。天賦」
とあり、例文に、
ぼくもとおの昔に読んでいるはずの
『吾輩は猫である』の一文が出てました。

●炯々……読みは「けいけい」。

辞書によると「鋭く光さま」。
例として「炯々たるまなこ」ってのが
載っていて、つまりは「鋭く光る眼差し」
という感じですかね。

なお、この例文もどうやら
ぼく既読の『吾輩は猫である』からみたい。

で、この『眠狂四郎無頼控(二)』。

上の2つ以外にも、
ぼくの知らない言葉がわんさか出てきます。
そんな意味では勉強になるかもしれませんが…。

第一巻で止めておけばよかったかな。
とりあえず、第三巻はまだ入手してはいません。



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