2015年7月1日水曜日

『伊賀忍法帖』(山田風太郎)読みました。

1秒に地球7周半とかいう光の速さに
もう一回、7周半の速さをかけ算して
さらに、そのしちしち49的な数字に、
物の重さをかけ算すると、出てきた答えは、
エネルギーの大きさになるとか。

バカ田大学出身の父親の長男が
バカボンなのはいいけど、
次男がハジメちゃんで、
彼は史上まれにみるれ天才だとか。

お湯が沸騰してヤカンのフタが
カタカタ持ち上がるのをみて、
「おっ、これだ」と思いつき、
蒸気機関をつくっちゃうとか。

「普通はダルマさんにしか見えんだろう」
と思われる元祖ゆるキャラ的なロボットを描き
それを猫型と称し、さらに、
ポンポコりんのお腹にポケットをつけて、
そこから未来の便利グッズが出てきちゃうとか。

食べ物を乾燥させてカピカピにしておけば、
長い間保存できることまでは、
ぼくでも思いつく気がするけど、
あんなに汁がメインのラーメンを乾燥させて、
も一度お湯をかけて食べられるようにしちゃうとか。

で、この『伊賀忍法帖』。

アイデアどっから浮かんでくるんでしょう。
もうノンストップびっくり状態。
考えてみれば相対性理論も、
天才バカボンも、蒸気機関も、
ドラえもんも、カップ麺も、
……どっから思いついたのよ!



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山田 風太郎
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