2015年5月29日金曜日

『ゴーストハント5 鮮血の迷宮』(小野不由美)読みました。

公定歩合とは、日本銀行が民間の
銀行に対してお金を貸し出すとき
の金利である。通常、民間の銀行
が企業や個人などへ融資するとき
の金利も、この公定歩合の変動に
応じて変化する。

……ってな感じの原稿を、
ぼくは仕事でつくっています。

この場でさらけ出している
おちゃらけ文章とは、まるっきりちゃう。

そりゃここで書いているもののほうが、
ぼくの本性には近い気がします。

でも、仕事の原稿が、
まるっきりぼくとは別人格とは思えません。

本人比率がどれほど含まれているか
というパーセンテージの
問題かもしれませんが、どっちもぼく。

んで、
ぼくの知る限りライターとか
作家とかと呼ばれている
(もしくは自称している)人は、
そういう文章の書き分けが、
それなりにできるようです。

書き分けなきゃいけないことを
好きか嫌いかは別にして。
どの文体が得意なのかどうかも別にして。

で、この『ゴーストハント5 鮮血の迷宮』。

ぼくの大好きな
小野不由美さんの『十二国記』は、
どちらかというと冒頭にあげた公定歩合の文体。

で、この作品は、
ぼくがいつも例示している、おちゃらけ文体
(どちらかというとですよ、あくまでも)。

小野さんはたぶん、
公定歩合文体が得意なんだろうな。


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