2015年4月6日月曜日

『ゴーストハント2 人形の檻』(小野不由美)読みました。

3つ前『アンダーグラウンド・マーケット』の
感想文(のような)の投稿の中で、
タイピングを独自に進化させ、
成長していった友だちのことを書きました。

ぼくが最初に見たときには、
1つのキーを押すのに5〜10秒ほど
かかっていたのに、十数年後には
手元を見ないブラインドタッチの
超高速一本指打法へ。

もちろん彼は、
当初のミミズ歩行速度的入力から、
いきなり超高速になった
わけではないでしょう。

ぼくが知らなかった十数年の間に、
ハイハイから徒歩になり、走ることも覚え、
自転車を乗り回すようになり、
やがてクルマ、果てには飛行機みたいな
段階を踏んでいったんだと思います。

職業柄、
原稿をたくさん書かなくちゃ
いけなかったわけですからね。

ときには、
三歩進んで二歩下がるようなことも
あったでしょうが、
合計すれば前に進んでいると。

で、この『ゴーストハント2 人形の檻』。

ハイハイ、徒歩、走り、自転車、クルマ、飛行機
という段階があるとして、
最近の小野不由美さんの作品は、
ぼくのお気に入りレベルから言えば飛行機。

シリーズ1作目からだんだん、
その段階に進んでいるようです。


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小野 不由美
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