2015年4月17日金曜日

『風立ちぬ』(堀辰雄)打ち込みました。

仕事柄、
ほかの商売をしている人よりは、
文字をたくさん入力してきたと思うんです
……自分なりに。

でも、でも、でも!

やたらとタイプミスが多い。
一つの文章を打つのに、
最低でも10回は削除キーを押しています。

とはいえ、
キーボードにはあまり目を落としません。

ハタから見れば、
ブラインドタッチでサクサクと
文字を打ち込んでいるように
見えるでしょう。
ところがどっこい……なんです。

それもこれも、
自己流のタイピングスタイルを
身につけちゃったから。
つまりは悪い癖です。

最近それが、
自分でもほとほとイヤになってきて、
一念発起でフォームの修正に
チャレンジしました。

ネットで正しいタイピング方法を調べ、
手元は絶対見ないようにして、
正しくない指で入力しちゃったときには、
デリートしてもう一度打ち直し。

いやはや、
30年近く独自タイプを貫いてきた身にすると、
これってかなり苦行です。

その入力特訓の題材にしたのが、
この『風立ちぬ』。

そんなに長い小説ではないから
(とはいえ約5万5000字)
最初から最後まで全部打ち込め!
と気合いを入れて挑んだけれども、
何度、指がつりそうになったことか。

だけども……
まだきちんと身についた感はありません。
もう一冊くらいやらないとダメな感じ……。

やり終わって、
「これは小説の誤った使用法だ!」
とはっきりわかりました。
(内容がちっとも頭に入ってこない!)


風立ちぬ
風立ちぬ
posted with amazlet at 15.04.17
(2012-09-13)



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