2015年4月3日金曜日

『日本語とはどういう言語か』(石川九楊)読みました。

ひょっとして予知能力?

たしか一月ほど前、
ぼんやり煙草を吸いながら、
「ツイッターでつぶやくネタ、何かないかなぁ」
って考えていたときのこと。

ちょっとした疑問が頭に浮かんだんです。

「そういえば、
 『おはよう』には『ございます』って
 語尾がついて丁寧な言い方があるのに、
 『こんにちは』には、それがないよなぁ」

「こんにちは」だけじゃなく「こんばんは」もそう。
ふむふむ「これはネタになるぞ」と喜んだのでした。

が、しかし、
ぼくの軟弱脳みそは、煙草を吸い終わると、
そんなネタ考察していたこと自体
忘れていました。

喫煙所(ベランダ)から机に戻ると、
やりかけていた仕事をそのまま継続。
ツイッターでも、
先ほどのネタとはまったく別の内容をつぶやき、
挨拶問題はそれっきりになっていたんです。

もしかしたら、この挨拶ネタ、
ネットや雑誌とかで、ちらっと見かけていて、
それが煙草の煙とともに
浮かび上がってきたのかもしれません。

それでも、ぼくとしては、
そのとき初めて思いついた
オリジナルなネタだったんです。

で、この『日本語とはどういう言語か』。

なんと!
挨拶ネタのタネ明かしが載っていました。

そんなこと書いてあるなんて
知らなくて買ったんですよ。

それなのに、
あの煙とともに浮かんだ疑問のことが
解説されてる。
ひっとして予知能力? って震えました。

えっーと……
ちなみに挨拶問題は、
「おはよう」が和語、
「今日は」が漢語なので
語尾につく言葉が違うってことらしいです。


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