2015年3月11日水曜日

『躯体上の翼』(結城充考)読みました。

「なんじゃ、そりゃっ!」もしくは
「なんじゃ、こりゃっ!」って言葉は、
いつから使い始めたんでしょか、ぼく。

たしか、
30代のはじめくらいまでは、そんなふうには、
言っていなかったように思います。

友だちのアパートに遊びにいって、
「足の踏み場がない」ってのは
こういう状態なのかと思い知ったとき、

畳の上から推測15センチは積もっている
服とか雑誌とか食器とか、レジ袋、
ポテチの袋、カップ麺の容器、
黒く変型しているけどよく見ると
やっぱりバナナの皮、ミカンの皮、
靴にサンダルなどなど
を目の前にしたときもに
「なんじゃ、こりゃっ!」とは言いませんでした。

同じって言えば同じなんですけど、
そのときに発したのは「なに、これっ!」でした。

たぶん今は「なんじゃ、こりゃっ!」
って、間髪いれずに口から出てると思います。

なんかのきっかけがあって、
ぼくの言葉の使い方が
変わってっきちゃったんでしょうかね。
自分7不思議の一つです。

で、この『躯体上の翼』。

読み終わった直後、発した言葉が
「なんじゃ、そりゃっ!」でした。


躯体上の翼
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