2015年2月2日月曜日

『現実を生きるサル 空想を語るヒト―人間と動物をへだてる、たった2つの違い』(トーマス・ズデンドルフ)読みました。

何かを習得しようとか理解しようとか思ったら、
本を書くのがいいようです。
できれば仕事として。

なるべく一般向け、
もっというと子ども向けくらいになると、
なおいいです。

だって、その対象読者にわかってもらうためには、
まずは、とことん自分でその内容を
理解しないといけないから。

「ほーなるほど、わかった、
 わかった。もう、ゲップ」

という域にまで行かないと、
ほかの人にかみ砕いた説明はできない
(少なくとも、ぼくにはできません)。

今、「21世紀の資本」って本が
内容は難しいけど話題になっていて、
難しいのを読むのが大変なので、
「簡単にわかる」とかの解説本が売れてるって
話を聞きました。

つまり、
その簡単本みたいなものを
自分で書いちゃえばいいってこと。
本当に理解したかったらね。

で、この『現実を生きるサル 空想を語るヒト』。

いろんな本とか研究結果だとかを
ごまんと引用してます。
この本で一番勉強になったのは
著者さんなんだろうな。当たり前か。


現実を生きるサル 空想を語るヒト―人間と動物をへだてる、たった2つの違い
トーマス・ズデンドルフ
白揚社
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