2014年9月1日月曜日

『古典を読んでみましょう』(橋本治)読みました。

少し前、よく売れていた本のテーマに、
「この童話、実は怖いお話なんだよ」
ってのがありました。

いやいや今も売れてるんでしょうかね。
本屋さんでちらちら見かけたりするので、
定番のロングセラーって感じになっているでしょうか。

でも、その手の本を見て、ぼくが感じていたのは
「なんでだろう、ぜんぜん触手が動かないんですけど」
だったんです。

いつものぼくだったら、
「今まで覚えていたこと、知っていたことが、
 実際にはまったく違うんだよ」
と言われれば、かなり高い確度で食いつくハズなんです。

でも、こればっかりは、そうじゃない。
なんでなのかは、自分でもわからないんですけどね。

で、この『古典を読んでみましょう』。

浦島太郎のお話は、
実はみんなが知っているストーリーとは
ぜんぜん違うものなんだよってことが
途中に書かれていました。
んで、ほかのところも面白かったんだけど、
特にその浦島部分には、
がっつり食いついちゃったんです。

やっぱ、「ホントは怖い童話」系の本も
今度読んでみよっと。



古典を読んでみましょう (ちくまプリマー新書)
橋本 治
筑摩書房
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