2014年9月12日金曜日

『69 sixty nine』(村上龍)読みました。

すっ飛んで行っちゃった(後述)ので、
詳しくは覚えていないんですが、
たぶん楽しかったんだと思います。
子どもの頃、クルマに乗って家族で行った、
どっか山のほうの大きな公園。

3年生か4年生かそこら辺の時期です。
刈り込んだきれいな芝生が広がるでっかい広場で、
(たぶん)きゃっきゃ、きゃっきゃと
騒ぎまくった帰りの車中。

子どもにはよくあることで、
お腹がゆるゆるして来ちゃったんです。

その状態を家族に訴えはしたんですが、
なにしろ子どもで我慢できないし、
急にきたもんで、
当然のごとく間に合いませんでした。

結構な爆裂音を伴って、
パンツの中にそのまま……。
お尻に、こんもりした感じが広がって、
クルマの中は臭いが充満。

こりゃ大変と、
今でいうファミレスみたいな所に急遽入って、
トイレでごそごそ処理しました。

なので、
たぶん楽しかった一日の大半の思い出が、
すっ飛んでしまったんです。

最後の最後の帰路で起こったお漏らし事件が、
たぶん楽しかった一日の全部をなぎ倒し、
「今日はお漏らしの日だ!」
にしてしまいました。
楽しい気分って、もろいんですね。

で、この『69 sixty nine』。

ずっと前に読んだけど、
も一度楽しい気分になりたくて再読。
やっぱ楽しかった!

けど…〈あとがき〉が楽しくなかったんです。
本を閉じたとき、
「今日は〈あとがき〉の日だ!」
と宣言されたような……。



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