2014年8月15日金曜日

『「超常現象」を本気で科学する』(石川幹人)読みました。

小学校でも中学校でも高校でも
いつでもいいんですが、
その学校時代の卒業アルバムを見て、
「こいつと一度も話したことない」
って気がするクラスメイトが一人や二人はいます。

集合写真に載っている名前と写真を見比べれば、
確かに同じ教室で同じ時間を過ごしたヤツだ
ってことは思い出します。

でも、
そいつと口をきいた記憶はまったく出てこない。

教室の中のどの辺の席に座っていたかとか、
ぼくと同じで鉄棒の逆上がりができなかったよな、
ってことなら思い出せる。
だから、そいつ自身を忘れてるわけじゃないない。
ってことは本当に
話をしたことがなかった人たちなんでしょう。

(あっ、ちなみに、これは男子限定のお話です。
 女子とはほとんど会話した覚えはなく、
 逆に話をした人の数が一人や二人って感じでした。
 女の子と話をするなんて大それたこと、
 びびりのぼくにはできなかったんです)

確かに一緒に過ごしたのに、
単に自分の近くを通り過ぎていっちゃった人たち。
特段の印象も残さずに、でもいたことはいた。
まあ、だからどうだってことはないんですけどね。

で、この『「超常現象」を本気で科学する』。

卒業アルバムを見て「一度も話したことない」と
気づいたクラスメイトの印象。
それと同じような雰囲気の読後感でした……なんのこっちゃ。



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