2014年4月30日水曜日

『モダンタイムス(下)』(伊坂幸太郎)読みました。

ぼくはカミさんと高校のときに付き合い始め、
結婚して、かれこれもう30年以上も一緒にいます。

ありがたいことです。

ありがたいは「有り難い」で、
「有る」ことが「難しい」、
つまりあまりないってことですよね。

それと違ってよくあるのは、
最初の頃は熱々だったけど、さんねんみつき程たって
互いに我を通してわがままを言い始め、
冷え冷えを通過して、さよならのパターンですかね。

始めの頃は面白いと思えたものが、
慣れてくるのか飽きてくるのか、
だんだん面白く思えなくなっちゃう。

で、この『モダンタイムス(下)』。

上巻は「こりゃ大変だー!」
って思うくらい引き込まれ、
夢中になって読んでいたんです。

下巻もその勢いで三分の一くらいまでは
本にかぶりついていました。
でもなぜか、
そのあとは熱々の温度が急に下がっちゃったんです。
自分にとって有り難いと思える本に
出会うのは難しいですね。
あっ、だから有り難いなのか。


モダンタイムス(下) (講談社文庫)
伊坂 幸太郎
講談社 (2011-10-14)
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