2014年4月23日水曜日

『レイジ』(誉田哲也)読みました。

ぼくは高校時代、
部活でバドミントンをやっていました。
今は年に一度のOB会でしか
やらなくなってしまったんですが、
当時は勉強そっちのけで、のめり込んでいました。

バドミントンをやっていて、
ぼくがよくミスるのはシャトルを飛ばす距離です。

バドミントンのコートは意外と小さくて、
真ん中のホームポジションで構えていれば、
どのコースに球が飛んできても
たいてい打ち返せます。

だから、一球打つごとにホームポジションに戻り、
次の球に備えるんです。

でも無理な体勢で打ったときなどは
戻るのが遅れることもある。
よって相手の戻りが遅れたとき、
その位置から一番遠い場所に球を打てば
ポイントは稼げます。

例えばこちらが右前に落とす球を打って、
それを返球した相手が
上手くホームポジションに戻れないとみたら、
一番遠い位置の対角線反対側の左後に返せば、
追いつけずにシャトルを相手陣地に落とせる。

この例でいえば、左後に打つときなんです。
ぼくがよくミスるのは。
最初にいった「シャトルを飛ばす距離」のミス。

あくまでも「距離」のミス。
左後という「コース」を狙うのは大丈夫なんです。
コースは合っていても、
打った球の距離が短かったり長すぎたりしちゃう。

短いときは、相手のラケットが余裕で届き、
長いときはラインをオーバーしちゃう。
コースはいいのに距離が合わない。
コースも距離もドンピシャってなかなか難しいんですわ。

ちなみに、
ぼくたちは距離が短いときは「浅い!」、
長いときは「深すぎ!」と言ってました。

で、この『レイジ』。

コースは良かったです。
でも、ぼく的には距離がぴったりじゃなかった。
ちょい浅く感じちゃいました。


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