だいぶ前に流行った歌で、
ナンバーワンじゃなくてもいいから、
オンリーワンに……って曲がありましたよね。
ネットを検索すればわかるだろうけど、
わかっちゃうと、そこに載っている歌詞を
そのままコピペして、著作権をあれしそうなので、
うろ覚え状態のまま進めます。
さて、その曲では確か、
みんなそれぞれ個性があるんだから、
その個性を尊重して、
比べちゃいけないといってました。
比べてどれが一番とか競うのはやめようって。
もっと特別なオンリーワンのほうがいいじゃんって。
そうそう、ぼくはその意見に賛成です。
ところが、この曲が流行した当時、
そのオンリーワン主義に反対する人が、
ぼくの周りには結構いたんです。
競うからこそ発展があるんだって。
ナンバーワンを目指そうよって。
へたれのぼくは、
そういう人たちに対して、
「でもさ、ギスギスせり合うんじゃなくて、
みんな仲良くするのは、いいことでしょ」とかいって、
へらへらと弱々しく反抗した覚えがあります。
比べないで、オンリーワンがいいよって。
で、この『国銅(下)』。
描かれている時代は、
井上靖さんの『天平の甍』とほぼ同じです。
描いている対象は全然違うんですが、
どっちかというと、
『 天平の甍』のほうがよかったです。
……あっ、比べちゃった。
**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら。
**********************