2014年4月14日月曜日

『ふりだしに戻る(下)』(ジャック・フィニイ)読みました。

この読書ブログについて
Facebookでコメントを寄せてくれる
高校時代の友だちがいます。

その友だちがこんなこと言ってました。
「上下巻に分かれている本を
 2冊まとめて買っちゃったとき、
 最初に上巻を読んで面白くないと思っても、
 もったいないから下巻も我慢して読んでしまう。
 でも、そうやって読んだ本の中で、
 上巻が面白くないのに
 下巻が面白くなるってことはなかった」

ふむふむ、そうですよね。
ぼくの場合も、たいていは、このコメントと同じ。
上下不変の法則とでも呼びましょうか。

で、この『ふりだしに戻る(下)』。

なんと!
法則が当てはまらない本でした。
しかも、下巻の4分の3までは上巻と同じで
「ぼくにはこの面白さがわからないなぁ」
と感じていたんです。

それが最後の最後で、うっひゃひゃっ!
ごっつ、オモロイです!!
もし、なんかのきっかけで、
この本を読み始めた人がいたら、
途中で挫折しないで最後まで読んでくださいね。
無駄にはならないと思いますよ。


ふりだしに戻る (下) (角川文庫)
ジャック・フィニイ
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