2014年2月24日月曜日

『熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録』(井川意高)読みました。

雪のゲレンデを滑り降りたいと思ったとき、
波乗りで使うサーフボードをかついで行っても、
役には立たないでしょう。
雪の上の滑走用にはつくられていないもんね。
そんときゃ、スノーボード。

お腹が空いたとき、
絵に描いた餅をいくら眺めても、
満腹にはなりません。
いくら食べ物を描いた絵だって、
それは食べるためにつくられたんじゃないもんね。
そんときゃ、本物のモチ。

何かを期待して、
望み通りの結果を得たいと思ったら、
それに適したモノを選ばなくてはなりません。

面白い物語を読みたいなと思ったら、
物語とか小説とかを選ぶべきで、
同じ本だからといって、辞書とか受験用参考書とか
パソコンの操作解説本なんかを開いても駄目なんです。

で、この『熔ける』。

何を間違ったのか、ぼくは、
この本を読む前に、面白い物語を期待してました。
……あらら、そうじゃなかったんですね。
別のモノを期待すればよかったな。
上手な言い訳の仕方とか。


熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録
井川 意高
双葉社
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