2014年2月3日月曜日

『清須会議』(三谷幸喜)読みました。

昔はマージャン、よくやりました。
一番やってたのは、高校生のときかな。

じゃらじゃらかき回して、山を積んで、
自分のパイを持ってきたはいいけれど、

(かーっ、何だよこのクソみたいな配パイ。
 なんにもできゃしねーよ)

と思いつつ、
ほかの3人を牽制しとかなあかんと、
思わず言葉がこぼれ出ちゃったという演技で、
「うっ、すげぇいい手……」
とか小さくつぶやいたりする。

かと思えば、配パイの時点で、

(えっ!? これって緑一色のイーシャンテンじゃん。
 初めてだよ、りゅうい〜そ〜!! うぅーあがりてぇ〜)

と内なる興奮を抑えつつ、
「なんだよ! こんな手じゃ、また、あがれねぇよ!」
と頭を抱え込む演技で、ぼやいたりする。

駆け引きやってるヤツの
「表(言葉や態度)」と「裏(気持ち)」を
両側とも見ることができたら、おもろいですよね。

で、この『清洲会議』。
おもろいです。


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