このブログでも何度も紹介していますが、
ぼくは会社にランニングで通っています。
でも、
もうそろそろ3年近くになろうかっていうのに、
ゴールにたどり着くのがやっと。
いつまでたっても、へろへろ走りを抜け出せません。
とはいえ!
1年に1回か2回は、
「わっ、今日は、へろへろじゃない!」
って思える日があります。
あとになって、
そんな日のことを、よくよく検証してみると、
それなりの理由があるのがわかりました。
風でした。
アゲンスト……じゃなかった、
フォローの風って言うんでしょうか。
背中を押してくれる追い風が吹いていたんです。
自分の力じゃあないにしても、
いつもよりすいすい走れるのは、
気持ちが良くて、そんな日は、
鼻歌交じりに走っちゃったりしてます。
毎日、あの感じで走れたらいいんだけどな。
で、この『夜想曲集』。
読んでる途中、活字を追っていく目の動きを
スムーズにしてくれるような追い風が
ずっと吹いていました。
でも、強い風じゃないんですよ、微風。
気持ちいい本でした。
夜想曲集: 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語 (ハヤカワepi文庫)
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カズオ イシグロ
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