2013年11月8日金曜日

『斬ばらりん2 京都動乱編』(司城志朗/川島透)読みました。

取引先の担当者で、
段取りよく仕事を進めてくれて、
「この人とは馬が合うな。いいな」
って感じる人ほど、
なぜかその会社を辞めて、
ほかに移っていってしまいます。

その退職の知らせを受けたときは、
正直言って「えーっ、困る!」と思います。
でも、すぐに思い直すんです。

「おっ、これでまた、
 なんか新しいことが、はじまるかも」って。

そうなんです、これまでの経験上、
そういうことの後は、
結構いろんな仕事が広がっていくんです。
もちろん、その辞めていった人のつながりで。

たいてい、ぼくが「馬が合う」って思ってると、
相手も同じように感じているらしく、
その人が転職して次の職場にいっても、
新規の仕事で声を掛けてくれたり、
フリーになって自分で仕事をしているなら、
手に余ってる作業を手伝ってもらえたり。

スムーズだな、面白いな、
と思いながら過ごしていたものが
途中で途切れてしまっても、
そんなに気にせず、
おうように待っていれば、
きっと前よりも楽しい続きがやってくるもんです。

で、この『斬ばらりん2 京都動乱編』。

続きものだとは知らずに読んだ前作。
「えーここで終わるの!話が途中じゃん!」
と、がっくりきた日もありました。
でも、おうように待っていたら、楽しい続きがやってきた!
でも、お話は、またまた「続く」なんですよ、これが。
……鷹揚、おうよう。


斬ばらりん2 京都動乱編 (小学館文庫)
司城 志朗 川島 透
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