5段階評価の3だったか、
10段階評価の5だったのか、
どっちかあやふやになってしまったんですが、
ぼくの高校時代の成績は
3年間を通してずっと真ん中でした。
(最近、高校の同窓会があったので、
それに引きずられて、高校ネタが続いてます)
いくら思い出しても、
高校生のとき真剣に勉強した覚えはないのに、
なぜか、赤点はなく、可もなく不可もない成績。
たぶん、
いつもは真面目に通信簿をつける先生方が、
たまたま気がゆるんで
「ああ面倒くさ。
もういいや、3にしとけば問題ないだろ」
と、なっちゃうタイミングが
重なったんだと思います。
とはいえ、
どの教科もすべて真ん中以外なかったのは、
それなりの珍記録だと思うんですけどね。
そしてこんなぼくは、
きっと先生方の記憶から
真っ先に外れていく存在でしょう。
赤点ばかりの問題児は
忘れたくても忘れられないだろうし、
成績優秀の自慢の生徒なら、
いつまでも自慢していたいだろうから。
で、この『君たちに明日はない』。
「金返せ!」と言いたくなるほど悪くはなく、
「大好き!」とほおずりするような作品とも言えない。
はい、ぼくの高校時代の成績みたいだなと、
へんなことを思い出させてくれた本でした。
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