2013年8月15日木曜日

『魔獣狩り〈淫楽編〉』(夢枕獏)読みました。

親指でぽんとフタを開けて
シュッと火をつけるジッポー型の
ライターを持っています。

でも、使ってないんです。

そのいきさつは、以下の次第。
ドンキのような安売り店で、
あの金属製のライターに
100円の値札がついていたんです。
「わっ、こりゃ、お買い得」
と思って、思わず購入。

家に帰り、にんまりしながら、ビニール袋を破り、
少し格好つけながら、ぽんっシュッとやってみた。

でも、まったく火がつきません。
何度か繰り返してもやっぱダメ。

そうか、オイルが入ってないんだ。
普通の使い捨て100円ライターとは違うのね。あーあ。

オイルを買ってくればいいんだけど、
ほかの買い物途中に、
それを思い出すような賢さは持ち合わせておらず、
それだけをわざわざ買いに行くのも
「なんだかなー」って思いつつ数年が経過。

ということで、100円ジッポーは、
今も引き出しの中に火をつけられることなく眠っています。
本日の教訓「その商品は単体で使えるのか確認後に購入」。

で、この『魔獣狩り<淫楽編>』。

単体でお話が完結すると思って買ったんですが、違いました。
いいところでちょん切れて、次の巻に続くんです。

カバーの説明書きにはちゃんと書いてあったんですけどね。
よく確かめずに買った自分が悪いんですが、
この文庫本は、あの100円ジッポーと同じ運命かな…。
最初からわかっていれば、そのつもりで読んだんだけど、
なんにもつもりがなく、いきなりだと面食らってしまい…。
これからは上の教訓を生かそっと。



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