コピー用紙5枚くらいの資料を渡して、
「これを600文字にリライトしてください」
って感じの仕事を、
ライターさんにお願いすることがあります。
このとき、
少し手抜きするような人に作業を頼んじゃうと、
わけのわからない日本語になって納品されてきます。
そんなときは、
「最初から自分でやれば良かった」
と後悔しながら、手直しするんです。
この手直し作業をしながら思うのは、
「理解してないな」ってこと。
ライターさんが、
最初に渡した資料の内容を理解せずに、
ただ切ったり貼ったりしただけで、
指定の600文字に仕上げてる。
元ネタを良く噛んで飲み込み、胃腸で消化して、
自分の身体の一部として取り込んでから、
脳みそを通して吐き出さないと、
やっぱ、人が読んで
ふむふむと感じられる文章には
ならないと思うんですよね。
で、この『憤死』。
ぼくは、少しふむふむ度が足りないな
……と感じてしまいました。
胃腸で消化したくらいで、
まだ自分の身体の一部になっていないネタを、
吐き出しちゃったような……。