2013年4月10日水曜日

『速習デザイン Dreamweaver CS6』(伊藤学)読みました。


10年ほど前でしょうか。
正月に家族が集まったときだと思います。
その頃、親父はまだ60代で、
ぴんぴんしゃきしゃきと生きてました。

その親父がぼくに、
最近どんな仕事をしているのか聞いてきました。
「まあ、いろいろだけど、
 今はパソコンの解説書なんかが多いかな」
って答えると、

「お前のつくる本は読んでないから知らないが、
 俺の買ったパソコンの本は全部ダメだ。
 表紙には初心者でもわかるなどと書いてあるくせに、
 10冊以上読んだが、どれもわからん。ようは不親切。
 ここをクリックしますとは書いてあるが、
 なぜそこをクリックするのか書いてない。
 お前のつくる本はそんなふうにするなよ」
とたしなめられました。
耳が痛かったです。

で、ホームページ作成用のソフトDreamweaverを
一度も触ったことがないぼくが、
その使い方を勉強するために読んだ、
この『速習デザインDreamweaver CS6』。

勉強モードでパソコンを前に読み進めてみて、
親父の言っていたことがよくわかりました。
まあ、細かいことまで親切にすべて説明していったら
1冊に収まりきらないのは、わかってるんですけどね。

速習デザイン Dreamweaver CS6
伊藤 学
技術評論社
売り上げランキング: 286,554