2012年10月23日火曜日

『武士道シックスティーン』(誉田哲也)読みました。


高校の文化祭。30年ほど前にやりました。

記憶は定かではないのですが、
ぼくらのクラスでやったのは、確か喫茶店。
飾り付けも何もなく、
机を3つ4つくっつけてテーブルにするだけの設営。

客引きも呼び込みもしないので、
お客はほとんど入らない。
たまに間違って入ってきたお客には、
紙コップにお茶とかコーヒーとか
入れて出すけど、それだけ。
居心地が悪くなりすぐ出て行ってしまう。

ぼくの行った高校は共学なのに女子の数が少なく、
8クラス中、2クラスが男子だけのクラスで、
ぼくはその2クラスのうちの1つ、5組でした。
通称、男クラ(だんくら)。
男だけなので、
「そんなかったるいこと、やってらんねーよ」と、
文化祭などの学校行事には、
誰も真剣に参加しなかったんです。
熱き青春の血潮などとはまったく正反対の、
だめだめ高校生です。

それがついこの前、
学校全体の同窓会があって、
ひょんなことから、
その運営のお手伝いをすることになりました。

だめだめ高校生も30年生きれば、
分別はついてくるもので、
高校時代のなあなあな態度はどこへやら、
いつの間にか仕事をほっぽらかしてまで、
準備にかけずりまわっていました。
高校生のときより、高校生でした。

で、この『武士道シックスティーン』。

高校生しているお話です。
あっ、続編の『武士道セブンティーン』
まだ買ってない。早く読みたーい!

武士道シックスティーン (文春文庫)
誉田 哲也
文藝春秋
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