高校の文化祭。30年ほど前にやりました。
記憶は定かではないのですが、
ぼくらのクラスでやったのは、確か喫茶店。
飾り付けも何もなく、
机を3つ4つくっつけてテーブルにするだけの設営。
客引きも呼び込みもしないので、
お客はほとんど入らない。
たまに間違って入ってきたお客には、
紙コップにお茶とかコーヒーとか
入れて出すけど、それだけ。
居心地が悪くなりすぐ出て行ってしまう。
ぼくの行った高校は共学なのに女子の数が少なく、
8クラス中、2クラスが男子だけのクラスで、
ぼくはその2クラスのうちの1つ、5組でした。
通称、男クラ(だんくら)。
男だけなので、
「そんなかったるいこと、やってらんねーよ」と、
文化祭などの学校行事には、
誰も真剣に参加しなかったんです。
熱き青春の血潮などとはまったく正反対の、
だめだめ高校生です。
それがついこの前、
学校全体の同窓会があって、
ひょんなことから、
その運営のお手伝いをすることになりました。
だめだめ高校生も30年生きれば、
分別はついてくるもので、
高校時代のなあなあな態度はどこへやら、
いつの間にか仕事をほっぽらかしてまで、
準備にかけずりまわっていました。
高校生のときより、高校生でした。
で、この『武士道シックスティーン』。
高校生しているお話です。
あっ、続編の『武士道セブンティーン』
まだ買ってない。早く読みたーい!