2012年3月14日水曜日

『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(下)』(スティーグ・ラーソン)読みました。

ぼくは本についている、しおりのひもを使いません。
特別な理由があるわけじゃないんですが、
使わないんです。
使わずに最初に買った状態のまま挟んで読み続けます。

使わない理由をあえていえば、
ひもがあるページの紙のへっこみを
見たいからかもしれません。
ずっと挟んでいると、紙がひもの形にへっこみますよね。
そのへっこみを見て、
「よっしゃ、折り返し地点だ」みたいに思いたいのかな。

といっても、しおりの役目をするものは必要なので、
大抵の本についてくる
小さな広告チラシなんかを、しおりにしています。

もしそれがついてこなかったら、
メモ用紙とかガムの包み紙とかが代用品になります。
最近ではそのしおりのメモ用紙に、
これから買おうと思っている本のタイトルを
走り書きしてたりします。

で、この『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(下)』。

上下巻ともに、本の間に挟まっていたのは、
ほかの書籍の広告チラシじゃなく、
登場人物リストだったんです。
これって、いいです。親切です。

最初は、そのリストを見て、
「わっ、こんなに人が出てくるのかよ!
わけわからなくなっちゃうよ」と少し引いたんですが、
物語もスムーズに流れるし、
登場人物リストしおりもあるしで、
ドラマはすんなり頭に入りました。

これは編集さんとかのアイデアですよね。
どうもありがとう。

あっそうそう、本の中身。
それは、えっと、面白かったですよ。

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
スティーグ・ラーソン
早川書房
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