2012年3月6日火曜日

『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上)』(スティーグ・ラーソン)読みました。

前にも言いましたが、
ぼくはいつも3冊の本を同時に読んでます。
会社の昼休み、帰宅時のバスの中、就寝前です。

本はそれぞれ、
会社の本棚、バッグの中、ベッドの横に
置いてあります。

ここ数年は、この習慣がずっと続いていて、
読んでいる途中の3冊の本は、
明確に時間と場所が区別されていました。

会社で読む本が、バックの中に紛れ込んで、
バスで続きを読むってことはなく、
ベッド横の本を会社で読むこともありません。
3つの場所の間に見えない壁があって、
それぞれの場所に割り当てられた本は、
その壁を通ることができないみたいな。

といっても、
これを守らなくちゃいけないルールと考え、
自分のポリシーみたいにしていたわけじゃないんです。
そんなポリシーってなんだかへなちょこだし。

その見えない壁を、
いとも簡単に、何の抵抗もなく、すり抜けちゃった本。
それが、
この『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上)』だったんです。

理由は明快、面白かったってことです。
この本は会社の昼休みに読んでいて、
そのまま面白くて止められなくなり、
帰宅時のバスで読むためバッグの中に入れ、
そのままベッドまで持ち込んで寝る前にも読んじゃいました。

かわいそうに、
バスと寝床でそれまで読んでいた本は、
挟まれたしおりが動かないままです。

んで、今続きの下巻を読んでいます。
それはなんとか自制して、
会社の読書スペースだけに閉じ込めています。
自制できるってコトは、
作品のパワーもしくはぼくのこの本に対する気力が
徐々に落ちてきたのかな。

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
スティーグ・ラーソン
早川書房
売り上げランキング: 45